TPOの基本を理解すると初対面で間違った身だしなみを回避することができます。
特に真剣な出会いや関係構築を考える方には覚えておくこと間違いなしのワード。
婚活からビジネスまで使える必要な方法です。
私も以前は、TPOを理解せずに服装、身だしなみを整え友人や初対面の相手との交流を楽しんでいました。ですが、TPOを理解してからは、相手にどう見られ、どういう印象を与え、自分はどんな人であるかを伝える手段として捉えるようになってからは、TPOに合わせた服装をマストとしています。
長くファッションに関わり、お手伝いをしてきた経験から、断言できる事があります。
それは、今回のテーマでもある『TPOに合わせた服装』ができれば、基本的には、外見では失敗しません。
容姿は貴方が相手からどういう人なのかを図る判断材料です!
この記事では、TPOを理解して初対面でシーン別で好印象を与える方法までをご紹介しています。
TPOとは何か
TPOとは、それぞれの頭文字を取って成り立っています。5W1Hに類似し、併用するとより効果的になります。
例えば、身近なシーンでは結婚式があります。
思い浮かべてください。カジュアルな服装で参加している人を見た事はあるでしょうか。
基本的には、フォーマルでドレスコードスタイル。(男性はタキシードやテーラードカラーのスーツ、女性は光沢感のあるドレス、ワンピースが一般的でしょう。)
結婚式に留まらず、TPOは存在します。理解することでそのシーンに合わせた適切な服装で、相手からの印象を良くしていきましょう。
Time 時間→どういった時間帯か。
その行事は、昼間か夜間なのか。細かい時間帯が分かれば、より精度の高くなります。
時間帯によっては天気も変わる事でしょう。雨なのか晴れか。それによって気温は、何度くらいか。
そういった情報を得る事ができます。
時間帯を意識するだけでも大きく選ぶ服装が変わります。
Place 場所→どういった場所での開催か。
その行事は、屋内か野外なのか。馴染みの場所か、初めての場所か。その場所までの移動手段は。はたまた遠い場所なのか。
場所を一つでも選ぶ服装を左右します。
屋内での開催の場合は、クーラーや暖房によって気温の変化も考えられるでしょう。例えば、気軽るに脱着できるカーディガンやパーカーが適している事もあるでしょう。
こういったように場所によって選ぶ服装が変わってきます。
Occasion 場合→どういった行事、パーティか。
多くの行事としては、結婚式の二次会、友人を交えた飲み会、初対面同士の会食、定期開催のイベントなど。
行事だけを取っても多義に渡ります。
その行事によっても選ぶ服装は変わる事になります。
シーン別 TPOに合わせた服装 【複数人 対面】
シーン別にTPOに添った服装を提案していきます。
複数人の場合では、多くの相手から貴方を認知してもらう必要があり、好印象を与える必要があります。
複数人と交わる場では、マスに対してウケる事がマストになります。なぜかというと、複数人と交わるという事は、様々な価値観の人と接する可能性があり、そのだけの出会いの可能性を秘めているという事です。
ですから、基本とトレンドを抑えた服装でより多くの人へ良い第一印象を与え、接点を掴む事。
思い切った服装(アヴァンギャルドな服装)はできるだけ避けるのが無難です。
では、実際のシーンを一緒に見ていきましょう!
昼 屋内 友人の結婚式二次会
披露宴後に友人の結婚式の二次会の殆どは、屋内での立食が想定されます。友人の結婚式なので、異性の年齢や世代が近い事。コミュニケーションの取りやすいシュチュエーションも多く存在します。例えば、参加者全員でのビンゴゲームや友達の付添いで会話参加など。そういった場面で第一印象を良くする為にも適切な服装をチョイスしましょう。
昼 野外 バーベキューパーティー
特に春夏には、昼間の晴れた日には知人同士集まってバーベキューが催される事があります。屋内と違い、野外でアクティブに対応できる服装を選びたいものです。ですが、ただ身軽るという理由でランニングにハーフパンツなんて服装はNGです。TPO的にもそうですが、野外なので害虫に刺される可能性もあります。アクティブであり、清潔感のある適切な服装を選びましょう!
夜 屋内 飲み会
定番ではありますが、出会いの場において夜に屋内で初対面の飲み会の機会は多いはずです。出席前にどんな人とご一緒するのか、どんな事に興味がある人が出席するのか。そういった情報が分かれば尚更、失敗のない服装、その場に合わせた服装を選ぶ事が可能になりますので、出席前の情報として、幹事や主催者には聞いておくことをオススメします。その上で相手に合わせた服装をチョイスしましょう!
シーン別 TPOに合わせた服装 【個人 対面】
複数人での会食とは違い一対一でのシーンにおいて異なる部分は、『目の前の相手』に合わせた服装を選ぶこと。ただ初対面の場合は、踏み込んだ服装はリスキーでもありますからマス向けを意識した服装にプラスして、この約束までの経緯があり、相手の情報も少なからず得ているはず。
ですから、マス向けの服装+相手の興味のあるテイストを合わせた服装でのコーディネイトを目指しましょう。きっと相手からの印象や会話も膨らむはずです!
昼 屋内 カフェラウンジ
日中のカフェラウンジでは、ゆったりと会話を楽しむ事ができそうですね。また天気が良ければ、近くを散歩したり、近くをドライブしたりすることも考えられます。もちろん季節や天気によっても選ぶ服装を変わりますが、昼間で想定できる服装で好印象を勝ち取りましょう。
夜 屋内 イタリアン食事
夜に二人だけで食事という事を意識しましょう。イタリアンの食事でしたら、落ち着いたジャケットスタイルをオススメします。相手の趣味趣向にも合わせる必要がありますが、あまりカジュアルになりすぎず、キメすぎず。といった所でしょうか。あまり堅すぎてもよくありません。少しスキを見せる事で会話もスムーズになり印象も良くなります。
夜 屋内 バーラウンジ
都内や地方都市では、仕事帰りにバーラウンジで。となることもあるでしょう。仕事帰りでしたら、その日のオフィスカジュアルを相手に合わせた色を取り入れたり、テイストを取り入れる事をオススメします。仕事帰りではなく、自宅から待ち合わせ場所へ向かうのであれば、オフィスカジュアルではなくとも、相手が仕事帰りの場合もありますから、相手の服装を想定しつつ、寄り添った服装を選ぶようにしましょう。違ったテイストになってしまうと相手も違和感を感じ居心地が悪くなりかねない為です。
まとめ
TPOを理解した上で、自分のカラーを程よく落とし込みコーディネイトすることで、好印象を与える事ができるでしょう。
どんな時も相手に合わせた服装を考え、その場に望む事。
せっかくの約束ですから。相手も貴方に期待や楽しみを抱え当日を迎えているのです。自信を持って!
貴方にとって成功に繋がる記事になれば幸いです。